放送大学の「入門微分積分 '16」第五課を読んでいる。ネイピア数の導関数が次のようになることを知った。
証明を一読して(わけわからんやん...)となってしまっていたところ、じっくりと精読していたら論理をはっきりと見抜くことができた。きちんと読めばわかるというのが嬉しく、その気持ちのまま自分のためのまとめとして記録する。
前提
証明
の導出
とおくと
である。 のとき であるから
となる。
の導出
とおけば、 の極限を用いて
より、右極限と左極限が導ける。よって次の極限
が成り立つ。
の導出
のように式変形を施しておく。これの の極限は
と導ける。
結論
以上より
となる。
が求められた。