ユユユユユ

webエンジニアです

2023-01-01から1年間の記事一覧

ブログの引越しをします

ブログの引越しをします。 このブログは、これまでは jnsato.hateblo.jp にありました。これからは jnsato.com に移動します。過去の記事のお引越しは済ませてあります。いちどゼロにしてあたらしく仕切り直すというのではなく、中身ごと引越すというわけで…

失業給付、おびえないこと、ミロ

ハローワークに三度目の訪問をしました。失業認定を受ける日だったのです。 受給のためにはいくつかの要件のうち少なくともふたつを満たさないといけません。ひとつは、国家試験を受験するということ。先月にデータベーススペシャリスト試験を受けたから、そ…

バイクに乗るための最初の準備は買い物です

最初の教習まであと二週間くらいです。 ブーツとグローブはおのおの用意するようにと教習所の説明書がいうから、東八道路沿いのバイク用品店にバスを乗り継いでいきました。バイク用品店にいくためのバイクがないって、服を買いに行くための服がないと嘆きた…

スターフィールドのプレイ時間が50時間くらいです

前の月末からプレイをはじめて、3週間あそんでいます。それでまだまだ序の口という印象です。 メインミッションは進めないまま、ただ惑星間を飛び回って資源と生物の調査をしています。ストーリーをさっぱり追っていないのにたのしみが止まらないのはすごい…

坂口恭平さんの「生き延びるための事務」をあしたまた読もう

坂口恭平さんの「生き延びるための事務」シリーズを知りました。ポパイの最新記事の通知を受け取ってみにいって、そのまま一気に読んでしまいました。ポパイのウェブサイトで読めるのはコミック版です。それは途中までしか完成していないシリーズだけれど、…

オルハン・パムク『雪』

オルハン・パムクの『雪』を読んでいました。藤原書店から出た、2006年の訳です。 世俗とイスラームの葛藤。西欧への憧れ、また憧れることの恥。信仰と自殺のジレンマ。軍人と学生。新聞記者、市長選挙、詩人。政治や名声への失望。恋だけを本当の気持ちとし…

燐光群の『わが友、第五福竜丸』をみた

燐光群の新作舞台『わが友、第五福竜丸』を鑑賞した。 ある喫茶店の店主が、彼に店を引き継がせた父の悪友らが、夢の島の捨て船から拾ってきた舵輪を店に飾っている。盲目の女性がおとずれて、この舵輪の特別な力に引き寄せられてやってきたと語る。はやぶさ…

東京藝術大学奏楽堂モーニング・コンサート 第10回

藝大のモーニング・コンサートを聞きにいった。演目はシュトラウスのオーボエ協奏曲と、シューマンのピアノ協奏曲。 秋晴れの上野公園を歩いた。銀杏のなまなましいにおいがした。ぼんやりといってぼんやりと過ごしてぼんやりと帰ってきた。 オーボエの荒木…

国立近代美術館コレクション展

竹橋の国立近代美術館のコレクション展を観にいった。 彫刻、掛軸、屏風絵、版画、水墨画といった、ぼくがこれまで親しんでこなかったカテゴリから、近代日本の芸術家たちの試みの粋がいちどうに集められて、ぼくは刺激的な時間を過ごした。 ピエール・ボナ…

國分功一郎『暇と退屈の倫理学』

國分功一郎さんの『暇と退屈の倫理学』を読んだ。 なんとなくつまらない。やりがいをかんじられない。もっとなにかに打ち込みたい。日々がより充実するように仕向けたい。そういう所在なさのことをあつかって、この本はただちにぼくの満たされなさを直撃した…

仕事を止めて一ヶ月です

仕事を止めて一ヶ月です。一ヶ月前のきのうに契約を締めて、ロサンゼルスに飛び立ちました。 この一ヶ月のあいだ、いろんなことがありました。ロザンゼルスで病院にかかる経験をしました。お腹の痛みが散ってからは、おいしいごはんをたくさんたべました。安…

自動車教習所に入校する

自動車教習所にはいった。普通二輪免許をとる。 「とにかく教習所に申し込んで免許とっておいで」と友達にいわれた。バイク免許ほしいなとぽろりと話したときのこと。「入校するのに意外と時間かかるし、さっさと取っちゃうのがいいよ。」 それですぐに教習…

オルハン・パムク『わたしの名は紅』

オルハン・パムクの『わたしの名は紅』を読んだ。 レパントの海戦に敗れたあとのオスマン帝国。細密画師たちは、ヴェネツィアからもたらされた西洋画の技法との接近に、葛藤する。それに接近して肖像画を描くことは、偶像を描いて信仰を曇らせることであるか…

心療内科を受診した

新宿の心療内科を受診した。知人に紹介してもらった。 緊急におとずれたわけではなかった。睡眠と食欲はもとにもどっているようにおもうし、たったいま取り憑かれている悩みというものもない。とはいえ、急減した体重はもとどおりになっていないし、いつふた…

『アラビアのロレンス』

新文芸坐で『アラビアのロレンス』を観た。 馬の群れが荒野を埋めるさまを見下ろす画面がいい。近代の騎兵隊というほどに秩序を強制されていない騎馬の軍団が、荒野をまっすぐに駆けてアカバ港に突撃する。何百もの馬がまっすぐに疾走するさまは、爽やかであ…

バイクに乗ってみたい

バイクに乗ってみたいとおもいました。どうしてそうなったのかはあんまりはっきりはしていません。いくつかのことが絡まって不思議な衝動があらわれたようです。 都内のいくつかの教習所は、自動車免許の教習だけをカバーしていて、二輪免許のコースは存在し…

スターフィールドをあそんでいます

二ヶ月前に満を持してリリースされたスターフィールドというゲームがあります。それを今週からあそびはじめています。 たのしみに待っていたのでした。ぼくにとってゲームは生活の一部ではなく、まして新作ゲームをいちいち追いかける趣味は縁の遠いものです…

『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』

マーティン・スコセッシの新作を新宿で観た。 ロサンゼルスで、大型のビルボード広告をみたのだった。路線バスの車体にも広告が出ていたとおもう。ディカプリオとデ・ニーロの存在感が強調されていた。映画であるかドラマであるかもたいして知らずに通りすぎ…

元同僚たちと夜ごはんにでかけた

退職するときにお別れ会をしてくれた元同僚と、近場に住んでいたもうひとりの元同僚と、三人でごはんを食べた。魚料理と酒を出す店で、ふぐさし、いかさし、貝、天ぷらなどを食べた。駅前のボタニカルバーでサワーを二杯ずつ飲み直した。ジェラートがうまそ…

つらい経験を克服するために仕事を止めています

仕事を止めています。10月の前半まで、ぎりぎりの心理状態で綱渡りをするような時間を過ごしたあと、勇気を出して活動を停止することにしました。復帰の予定は、まっさらの白紙です。 実をいうと、7月に正規雇用の職を辞めていました。それから知人のプロジ…

盲腸を経過観察することのセカンドオピニオンをいただきにいった

パートナーはアメリカに経つ直前に、近所の診療所を受診した。ぼくはそこを通りかかったことがあるだけで、みずから訪れたことはなかった。よく患者の話をきいて安心をもたらす診察をしてくれたから、盲腸のこともそのお医者さんに相談してみるといい、とい…

ホームページを Cloudflare Pages に移動してみます

Cloudflare Pages がおもしろそうです。ここにホームページ (https://jnsato.com) を移動してみることにしました。 もともと Route 53 + S3 + Cloudfront + ACM というような構成で動いていたものを、まるっと引っ越してみました。完全に静的なページだから…

安心してかかれるお医者さんはいったいどこにいるだろう

医者と患者のあいだには上下関係があって、それは政治と国民、社長と社員、親と子、天皇と臣民、といったものと相似する。論理が適切であるかの検証ステップはときに希薄で、上から下への絶対命令だけが独り歩きする。 すべての医者が権威主義者であるとはい…

盲腸の診断書をもって再受診した病院への不満足の話

ロサンゼルスでかかったお医者さんから、懇切丁寧に診断書と血液検査のデータをもたされて、帰国したらすぐに病院にかかることと指示された。そして、帰国したらすぐに病院にかかった。 以前に腹痛で受診した医者にいった。そのときは、仕事を休んで内視鏡検…

ロサンゼルスで盲腸になった話

ロサンゼルスに二週間滞在していた。その滞在の初日に猛烈な腹痛をおこした。そして1週間後に急性虫垂炎と診断される。 手術はせずに帰国した。診療は東京の医療機関にバトンタッチして続いているが、ロサンゼルスで起こったことは次のようであった。 10月10…

PARA Method を放棄した

TIL

Workflowy を PARA Method にのっとって整理するのをやめた。すべてのエントリをいちど根にぶちまけた。整理しようとすることをやめることにした。結果として大散らかりだけれど、それはこれから整理していけばいい。 見た目は整っているのに、情報へのアク…

ロサンゼルスから帰ってきました

ロサンゼルスから帰ってきました。たのしいこともたいへんなことももりもりでした。 二週間ぶりにキーボードを叩いています。なめらかに文字を打てないことがおもしろい。めったにない活動中断の機会は、恵まれたものだったとおもいます。あすからは心機一転…

ロサンゼルスに行ってきます

あすの昼の便でロサンゼルスにいきます。二週間滞在します。 ここ数ヶ月のあいだ、心理的に追いこまれた状態が続いていました。そこからの回復をはかる時間にしようとおもっています。 たくさんの予定は立てていません。円安が厳しいというけれど、どんより…

データベーススペシャリスト試験を受けた

その資格をとってみたいなとおもったのは去年の夏だった。しかしそうおもったときにはもう受付がおわっていた。一年待って、今年の試験を受けた。 7月から準備をはじめた。はやい時期にいちど完成させた。さらに余裕を備えてきょうを迎える心づもりだった。…

積丹の銀鱗郭

今月の頭にパートナーがアメリカに向かった。先月の中頃に、旅立つまえの国内旅行をしようと北海道を訪れていた。 一週間の旅程の、最後の宿泊地に積丹をおとずれることにしていた。しかしその一日前、富良野から旭川に北上していたとき、宿から着信があった…