ユユユユユ

webエンジニアです

2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『最後のジェダイ』

スター・ウォーズの第八作をみた。 いくぶん大味なところと、シリーズのエッセンスを凝縮した部分が混在している。非常に出来が悪い部分がいくつもあったように記憶するいっぽうで、忘れがたい達成として印象を残した部分もおおくある。 優れていた部分。ル…

MET ライブビューイング『ローエングリン』

新宿ピカデリーにメトロポリタン歌劇場で録画された『ローエングリン』のビューイングにおとずれた。 演出はフランソワ・ジラール。この演目を観るのははじめてであったけれど、現代的な味付けをしていることははっきりとわかった。舞台は岩で屋根されていて…

『フォースの覚醒』

スター・ウォーズの第七作をみた。 『ジェダイの帰還』の後日譚を描いて、滅んだはずの帝国と反乱軍(反乱とはなにか)の抗争が続いているということ。「前より強力なデス・スター」という三番煎じのアイデア。老人たちのいくぶん辛気臭いダイアローグ。そう…

『ゴールデン・エイティーズ』

ヒューマントラストシネマ渋谷でやっていた、シャンタル・アケルマン映画祭に行って、 1986年のミュージカル映画を観た。 カラフルで実用的な衣装を着た若い(白人の)女性たちが、美容師の仕事道具をぞんぶんに使いながら歌いまくる予告編を観た。底抜けに…

東京・春・音楽祭「ニュルンベルクのマイスタージンガー」

東京・春・音楽祭の目玉公演のひとつとして、ワーグナーの演奏会形式の上演をみてきた。指揮はマレク・ヤノフスキ。 ニュルンベルクの乙女エファと、前日に街をおとずれた騎士との恋の話である。歌合戦の勝者が乙女を妻にするというルールのもとで、はじめは…

『シスの復讐』

スター・ウォーズの第六作を観た。 避けられない結末に向けて次々と悲劇が起こるさまが、古典の趣をたたえていた。これをシリーズ最良の作品とおいてぼくには異論がない。はじめからおわりまですこしも目を離さずに観て、不満を感じさせる部分もなかった。 …

すごいお医者さんの話

夕方に急にお腹が痛くなり、そう気づいた途端に具合も悪いような気がしはじめた。思い当たる要因はいくつかあった。寝不足、水分不足、不規則な食事など。ひとまず水を飲んで寝ていたら回復して、食欲も戻ったのでその日は早く寝た。 未明にふたたび、強い腹…

東京・春・音楽祭「ベンジャミン・ブリテンの世界V」

日曜日に東京・春・音楽祭のベンジャミン・ブリテンを聴きにいった。会場ははじめての東京藝術大学奏楽堂。 「ベンジャミン・ブリテンの世界V」と題されているのは、この音楽祭でブリテンを取り上げる連続シリーズの五回目にあたるからだという。そしてこの…

『クローンの攻撃』

スター・ウォーズの第五作をみた。監督は引き続きジョージ・ルーカス。 これはあまり好みでなかった。終始沈鬱な雰囲気を発しているのは、アナキンに葛藤があるせいだが、彼は善と悪のあいだで揺れるというよりも、いつも悪のほうに振れていてかろうじて周囲…

『ファントム・メナス』

スター・ウォーズの第四作をみた。ジョージ・ルーカスが第一作以来に監督を執っている。 小学生のころに劇場公開された。映画館に連れてもらいはしなかったけれど、テレビ放送を録画したものを繰り返し観た記憶はある。きっと次作の公開時に放送されたのだと…