2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧
ハローワークに三度目の訪問をしました。失業認定を受ける日だったのです。 受給のためにはいくつかの要件のうち少なくともふたつを満たさないといけません。ひとつは、国家試験を受験するということ。先月にデータベーススペシャリスト試験を受けたから、そ…
最初の教習まであと二週間くらいです。 ブーツとグローブはおのおの用意するようにと教習所の説明書がいうから、東八道路沿いのバイク用品店にバスを乗り継いでいきました。バイク用品店にいくためのバイクがないって、服を買いに行くための服がないと嘆きた…
前の月末からプレイをはじめて、3週間あそんでいます。それでまだまだ序の口という印象です。 メインミッションは進めないまま、ただ惑星間を飛び回って資源と生物の調査をしています。ストーリーをさっぱり追っていないのにたのしみが止まらないのはすごい…
坂口恭平さんの「生き延びるための事務」シリーズを知りました。ポパイの最新記事の通知を受け取ってみにいって、そのまま一気に読んでしまいました。ポパイのウェブサイトで読めるのはコミック版です。それは途中までしか完成していないシリーズだけれど、…
オルハン・パムクの『雪』を読んでいました。藤原書店から出た、2006年の訳です。 世俗とイスラームの葛藤。西欧への憧れ、また憧れることの恥。信仰と自殺のジレンマ。軍人と学生。新聞記者、市長選挙、詩人。政治や名声への失望。恋だけを本当の気持ちとし…
燐光群の新作舞台『わが友、第五福竜丸』を鑑賞した。 ある喫茶店の店主が、彼に店を引き継がせた父の悪友らが、夢の島の捨て船から拾ってきた舵輪を店に飾っている。盲目の女性がおとずれて、この舵輪の特別な力に引き寄せられてやってきたと語る。はやぶさ…
藝大のモーニング・コンサートを聞きにいった。演目はシュトラウスのオーボエ協奏曲と、シューマンのピアノ協奏曲。 秋晴れの上野公園を歩いた。銀杏のなまなましいにおいがした。ぼんやりといってぼんやりと過ごしてぼんやりと帰ってきた。 オーボエの荒木…
竹橋の国立近代美術館のコレクション展を観にいった。 彫刻、掛軸、屏風絵、版画、水墨画といった、ぼくがこれまで親しんでこなかったカテゴリから、近代日本の芸術家たちの試みの粋がいちどうに集められて、ぼくは刺激的な時間を過ごした。 ピエール・ボナ…
國分功一郎さんの『暇と退屈の倫理学』を読んだ。 なんとなくつまらない。やりがいをかんじられない。もっとなにかに打ち込みたい。日々がより充実するように仕向けたい。そういう所在なさのことをあつかって、この本はただちにぼくの満たされなさを直撃した…
仕事を止めて一ヶ月です。一ヶ月前のきのうに契約を締めて、ロサンゼルスに飛び立ちました。 この一ヶ月のあいだ、いろんなことがありました。ロザンゼルスで病院にかかる経験をしました。お腹の痛みが散ってからは、おいしいごはんをたくさんたべました。安…
自動車教習所にはいった。普通二輪免許をとる。 「とにかく教習所に申し込んで免許とっておいで」と友達にいわれた。バイク免許ほしいなとぽろりと話したときのこと。「入校するのに意外と時間かかるし、さっさと取っちゃうのがいいよ。」 それですぐに教習…
オルハン・パムクの『わたしの名は紅』を読んだ。 レパントの海戦に敗れたあとのオスマン帝国。細密画師たちは、ヴェネツィアからもたらされた西洋画の技法との接近に、葛藤する。それに接近して肖像画を描くことは、偶像を描いて信仰を曇らせることであるか…
新宿の心療内科を受診した。知人に紹介してもらった。 緊急におとずれたわけではなかった。睡眠と食欲はもとにもどっているようにおもうし、たったいま取り憑かれている悩みというものもない。とはいえ、急減した体重はもとどおりになっていないし、いつふた…
新文芸坐で『アラビアのロレンス』を観た。 馬の群れが荒野を埋めるさまを見下ろす画面がいい。近代の騎兵隊というほどに秩序を強制されていない騎馬の軍団が、荒野をまっすぐに駆けてアカバ港に突撃する。何百もの馬がまっすぐに疾走するさまは、爽やかであ…
バイクに乗ってみたいとおもいました。どうしてそうなったのかはあんまりはっきりはしていません。いくつかのことが絡まって不思議な衝動があらわれたようです。 都内のいくつかの教習所は、自動車免許の教習だけをカバーしていて、二輪免許のコースは存在し…
二ヶ月前に満を持してリリースされたスターフィールドというゲームがあります。それを今週からあそびはじめています。 たのしみに待っていたのでした。ぼくにとってゲームは生活の一部ではなく、まして新作ゲームをいちいち追いかける趣味は縁の遠いものです…
マーティン・スコセッシの新作を新宿で観た。 ロサンゼルスで、大型のビルボード広告をみたのだった。路線バスの車体にも広告が出ていたとおもう。ディカプリオとデ・ニーロの存在感が強調されていた。映画であるかドラマであるかもたいして知らずに通りすぎ…